【いい意味で理解不能】ハウ・トゥ・アート・シンキング

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たまに聞くけど、アートシンキングって何だろう?

今日はこんな疑問に答えていきます(答えていけるのか!?)。

この本を読んだ感想

結論からいえば「いい意味で理解不能」でした。

別に難しい表現や言葉が使ってあるわけではないです。

そこは安心してください。やさしい日本語です。

というか、この本を読んで内容が「理解できた!」っていう人はこの本を何も理解できていないと断言できる。

この後、この本の概要を書くわけですが、過去最高にキツイです。

先に少し紹介すなら、

「アートシンキングとは、新しい価値観を創造する思考法」

といえそうですね。

読後はちょっと美術館にでも行こうかなって気分になると思います。

それでは概要に移っていきます。

P.S

概要の前にちょっと思い出したことが・・・

そういえば、この本の内容と似た本があったんですよ。

U理論(著:C・オットー・シャーマー)」です。

この本もなかなか凶悪に面白いので読んでみてください。

「U理論」の概要(1万文字超え)は以前記事にしたので気になる方はどうぞ。

なぜ今「アート・シンキング」が注目されるのか

アートシンキングは「新たな価値観を創造する」思考法といいました。

そんな、アートシンキングが注目されはじめた背景を説明します。

昔は、皆「同じモノ」を欲しがっていました。

高度成長期には3C(カラーテレビ、クーラー、車)なんて言葉ができたくらいです。

なので、皆が欲しがるモノを大量生産すれば成功できた時代でした。

日本は今でも、その過去の栄光を引きづっています。

しかし、「シン・ニホン(著:安宅 和人)」でも指摘されるように、そんな時代は終わりました。

あなたが欲しいモノと私が欲しいモノが全然違うのが今では当たり前です。

時代は大量生産・大量消費というスケールゲームから、新たな価値を創造(妄想を形に)する虚数軸のゲームに突入しています。

ruru
ruru

つまり、「違い」が価値を生む時代ってことだな。

そこで、新たな時代の思考法として、アート・シンキングが注目されているというわけです。

この本の概要は?

まず、ざっくりと概要をまとめると、

  • VUCAの時代だからこそ新たな価値観の創造が大切
  • 価値の判断基準は、自分「らしい」か「らしくない」か
  • 〇〇シンキングは全て活用するのが効果的
ruru
ruru

1つずつ解説するよ

VUCAの時代だからこそ新たな価値観の創造が大切

ビジネスパーソンがよく語る「〇〇シンキング」に次の2つがあります。

  • ロジカル・シンキング
  • デザイン・シンキング

これら「〇〇シンキング」は、定義を述べるより「文章」で例えたほうが雰囲気が伝わると思います。

〇〇シンキング 「文章」で例えると 文章の目的
ロジカル・シンキング 取扱い説明書 共通認識(理屈でわかる)
デザイン・シンキング キャッチコピー 共感(気持ちでわかる)

これら○○シンキングの共通項は相手が何を求めているかを考えアプローチする思考法であるという部分です。

しかし、iphoneという全く新しい価値を創造したスティーブ・ジョブズはこんな言葉を残しています。

多くの場合、人は形にして見せてもらうまで、自分は何が欲しいのかわからないものだ。

 A lot of times, people don’t know what they want until you show it to them.

by スティーブ・ジョブズ

この言葉は、現代の価値観の多様性が誰にも分からないほど広がった事を示唆します。

特に現代は、「 VUCAヴーカ の時代 」と呼ばれています。

【 VUCAとは 】

  • Volatility(不安定)
  • Uncertainty(不確実)
  • Complexity(複雑)
  • Ambiguity(曖昧)

を組み合わせた言葉

ruru
ruru

要するに「わけの分からない時代」ってことだな

VUCAの時代に「皆と同じ結論」を生む従来の○○シンキングはマッチしないことがあります。

価値の判断基準は、自分「らしい」か「らしくない」か

そこでアートシンキングの出番です。

○○シンキングをプレゼン選びに例えると、

  • ロジカル・シンキング → 相手の年代で今1番人気のあるモノをリサーチする
  • デザイン・シンキング → 相手が欲しそうなモノを一緒にいる時にそれとなく探る
  • アート・シンキング → 自分が大好きなモノをプレゼントする

このようにアートシンキングは相手ではなく、自分自身の内面にフォーカスします。

そのため、周囲に理解されないこともしばしばですし、自分自身でも認めたくないことがしばしばです。

本書の中で、個人的に印象的だった部分を引用します。

「セルフ・ブランディング」という言葉がありますが、人は「ありたい自分」だけを残して「黒歴史」を排除しようとします。

しかし、いわゆる「いい」ものだけを残していくと、丸くなってしまい、人と同じような形しか残りません。

ハウ・トゥ・アート・シンキング p.248

違いが価値を生むからこそ、「いい」・「悪い」で判断するのではなく「らしい」か「らしく」ないかで判断することがアート・シンキングの肝といえます。

〇〇シンキングは全て活用するのが効果的

わかった。これからは全てアート・シンキングでいけばいいってことだな

ruru
ruru

ちょっと待った。それは勘違いだよ

なんでもかんでもアート・シンキングでは失敗します。

アート・シンキングの得意分野は0→1を生み出すスタートアップ時です。

事業が成熟し、顧客の傾向が分かってきたらデザイン・シンキングやロジカル・シンキングがパワーを発揮します。

しかし、忘れてはいけないのは、アート・シンキングで生み出した価値観はブレないということです。

たとえば、スターバックス・コーヒーがより回転率アップによる、売り上げアップを狙い、以下の事をしたらどう思うでしょう?

  • 敢えて、座り心地の悪い椅子に変える
  • 飲食以外の行為(勉強や読書、PC)の禁止
  • 席数をもっと密に増やす

コレジャナイ感がすごいな

ruru
ruru

数が少ないからといって、スタートアップ時の古くからのお客を無視してはいけないってことだな。

イメージ図としては以下のような感じです。

ハウ・トゥ・アート・シンキング p230 を参考に作成

事業の成熟に伴い、○○シンキングを組み合わせていくイメージですね。

最後にもう一度おさらいしましょう。

  • VUCAの時代だからこそ新たな価値観の創造が大切
  • 価値の判断基準は、自分「らしい」か「らしくない」か
  • 〇〇シンキングは全て活用するのが効果的

この本からの学び

ruru
ruru

読んでくれてありがとう。

以降は、自分用に書くので別に読まなくてOKだよ。

自分の内面にフォーカスする方法として、

  • 自分の特徴を10個書き出す
  • その中で、自分以外にも当てはまる性質には×をつける
  • 残ったものが自分だけの性質

というものが紹介されていた。

早速、やってみよう。

  1. 飽き性
  2. 神仏を信じない
  3. 新しいものが好き
  4. 効率的に動くのが嫌い
  5. 天然 & ボーっとしている
  6. 変なヤツって言われると嬉しい
  7. 言葉で表現するのが苦手(口下手)
  8. 有名なモノよりマニアックなものが好き
  9. 曖昧な問題にも白黒つけようとする人が苦手
  10. 仕事は理路整然とした会話を好む。日常会話は感情論的な会話を好む
ruru
ruru

×をつけていこう。

残ったのは何かな?

っていうか我ながら面倒な性格だな・・・

×をつけていって結局残ったのは、

4.効率的に動くのが嫌い

だけでした。

単純に要領が悪いから「効率化」って言葉が苦手っていうのもある。

だけど、心のどこかで「非効率」を愛してる節がある・・・

うーん、この進化の早い現代社会では一見命とりに見える性質だけどこれが「らしさ」だからしょうがないよね。

「非効率」をビジネスに敢えて取り込むのは中々、芸術的センスがいりそうだな。

例えば、敢えて直感的に動いて従来の自分ではありえない失敗をする事で新たな視点を手に入れるとか???

「 非効率LOVE 」な性質をなにか活用できたらいいな。

では、また!

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