なぜ株価の乱高下はおこるのか

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昨日までじわじわ株価が上昇していたのに今日になったら急落している・・・

朝は安かった株がランチをしてたらいつのまにか高騰している・・・

乱高下の幅は様々といえど、株をやっているとこのような事はよくあるのではないでしょうか?

しかし、原因が分からないと焦って損な取引をしてしまうかもしれません。

心に余裕を持つためにも、今回は乱高下のメカニズムを簡単に紹介します!

株価は需要と供給のバランスで決まる

最初に基本事項ですが、株価は需要と供給のバランスによって決定されます。

特にこれは株に限った話ではなく、野菜や魚などの価格も需要と供給で決まっていますよね。

例えば白菜が不作だった年は、市場に出回る白菜の数より、白菜を買いたい人の方が多いので、相対的に白菜に希少価値が生まれ、値段が高くなります。

反対に豊作だった年は、大量に白菜が市場に出回るため、在庫を抱えないためにも値段を安くして多くの人に買ってもらう必要がでてきます。

これと同じことが株価にもいえます。

A社の株を売りたい人よりも買いたい人のほうが多ければ、A社の株は高くなります。

反対に売りたい人より買いたい人が少なければ、A社の株は安くなります。

文字にすると何だかややこしいので、図にしてみました。

つまり、需要と供給のバランスがとれていれば株価は安定するということです。

逆にいえば、需要と供給のバランスが崩れれば株価が不安定になり、乱高下が発生します。

需要と供給のバランスが崩れる要因

先ほどの章で、株価の乱高下の原因は需要と供給のバランスが崩れることによって発生することが分かりました。

この章ではそこからもう一歩踏み込んで、

「ではなぜ、需要と供給のバランスが崩れるのか?」

という疑問を解決していきます。

先に答えを書いておくと、以下の事が考えられます。

  1. 決算発表がある
  2. 売り注文と買い注文のタイミングがずれた
  3. 原油の価格が下がった
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それでは順番に解説していくよ!

【原因その1】決算発表がある

まず、決算発表があったことが考えられます。

株式を発行している会社は四半期(3か月)に一度、会社の業績や今後の見通しなどを発表する事が義務付けられています。

そのため、この決算発表の内容により、発表前と後で株価が大きく変動する事があります。

決算前にはその株を持っているか否かに関わらず、多くの投資家がその株の情報をチェックします。

ここで豆知識ですが、株の格言でこんなものがあります。

「思惑で買って、事実で売る」

この場合、「思惑」は決算発表前のその株に対する期待値で、「事実」とは決算発表の内容だと思います。

しかし、実際のところは、

思惑で買って。事実”前”に売る

ということが繰り広げられているようです。

というのも、多くの機関投資家や、長期保有を目的とした個人投資家は、決算前に株を売ることにより、決算発表後に株価が急落することに対するリスクヘッジをするようです。

反対に短期で投資を行う人は、そうした機関投資家や個人投資家が株を大量に売る事によって株価が一時的に下がるの見越して、買い注文を入れるそうです。

そのため、こうした長期保有組と短期勝負組の壮絶な駆け引きが決算発表前後のチャートに影響し、乱高下が起こっていると推察できます。

【原因その2】売り注文と買い注文のタイミングがずれた

それでは決算発表の前後でもないのに乱高下が起こるのはなぜでしょうか?

社会情勢的な原因もあるかと思いますが、もう一つ単純な原因として、

「売り注文と買い注文のタイミングがずれた」

ことが考えられます。

どういうことかというと、

例えば、同じ日にA社の株を買いたい人が100人、売りたい人も100人いたとします。

一見、需要と供給のバランスがとれているように思えます。

しかし、注文を出すタイミングは人それぞれです。

仮に、朝は買い注文(=需要)が10人、売り注文(=供給)が90人だった場合、

需要<供給 ➡ 株価が安くなる

という現象が起こります。

反対に同日の夕方は買い注文(=需要)が90人、売り注文(=供給)が10人だった場合、

需要>供給 ➡ 株価が高くなる

という現象が起こり、株価は朝と一転します。

これが、「売り」と「買い」のタイミングのずれによる乱高下です。

このような場合は一度、株価が落ち着いてから売り買いの判断をしても遅くはない場合が多いです。

株価の急な乱高下に焦らず、落ち着いてチャートを観察してみましょう!

【原因その3】原油の価格が下がった

最後に紹介する原因、

「原油の価格が下がった

ですが、いまいちピンとこない方もいるかと思います。

一見、原油価格なんて、あなたの保有している株には関係なさそうですが、実は関係あります。

そこには「風が吹けば桶屋が儲かる」的なメカニズムが隠れているからです。

それでは詳細を解説していきます。

まず、世の中の投資の対象は株だけではありません。

様々ありますが、その中に「先物取引」というものがあります。

先物取引とはある商品(原資産)を、将来の決められた日(期日)に、取引の時点で決められた価格で売買することを約束する取引のことです。

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例えば、今年の1月に「今年の12月にネックレスを1万円で買う」と契約することで、仮に12時点で物価が上がって2万円になっていても1万円で買うことができるのが先物取引だよ。

逆に8000円になっていても1万円で買わなきゃいけない。残念!

この先物取引の商品として、「原油(石油)」がありこの商品は世界中で多くの人が売買をしています。

すると、そういった原油ギャンブルをしている人たちの中には、原油が安くなることで損する人が出てきます。

損してしまう原油ギャンブラーはその損失の穴埋めとして、自分が保有している株の中で、利益がでているものを売りに出します。

そのようにして株が大量に売り出されることで全体の株価が急落していきます。

逆にいえば、エネルギー資源として重要な位置を占める原油はそれだけ有益な投資資産と見なされている事が窺がえます。

将来的に電気自動車の普及などにより、再生可能エネルギーが石油にとってかわる時代が訪れれば、原油の価値は下がり、株価に対する影響力も失うかもしれませんね。

おわりに

他にも株価に影響を及ぼす原因はたくさんありますが、今回はとりあえず3つの基本的な原因を紹介しました。

忘れた方ようにもう一度キーワードを書いておきますね

  1. 決算発表がある
  2. 売り注文と買い注文のタイミングがずれた
  3. 原油の価格が下がった

私ももっと、株に詳しくなり、落ち着いた形勢判断ができるようになりたいものです!

ではまた。

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