【オリラジ中田さんも絶賛】シン・ニホンその内容は?感想は?

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なんかシン・ニホンってい本が流行ってるみたいだけど、どんな内容なんだろう?

今日はこんな疑問に答えていきます。

なお、内容はオリラジの中田さんがYouTubeで分かりやすくまとめてくれています。

前編、後編合わせて1時間程度の動画ですので時間のある方はそちらをどうぞ。

忙しい方はそのまま下へスクロール。

【シン・ニホン①】アフターコロナの日本はもう一度立ち上がれる

3分で分かる内容紹介

そもそもタイトルの「シン・ニホン」ってなに?

「シン・ニホン」というタイトルは2016年に公開された映画「シン・ゴジラ」から来ています。

「シン・ゴジラ」といえばエヴァンゲリオンでお馴染みの庵野秀明監督の映画ですね。

その映画のラスト、激闘のすえにゴジラを倒した後、こんなセリフが登場します。

スクラップ&ビルドでこの国はのし上がってきた。今度も立ち直れる。

矢口 蘭堂(役:長谷川 博己)

スクラップは老朽化して壊れる。

ビルドは再建するといった意味です。

著者は日本の今をスクラップ状態と捉えています。しかし、必ず再建できると「シン・ニホン」というタイトルで語っているわけですね。

日本は15年間一人負け状態

日本がスクラップしてるは言い過ぎじゃないの?

ruru
ruru

私もそう思ってました。シン・ニホンを読むまでは。

しかし、日本はここ15年間で一人負けともいえる状態になっています。

15年といえばAI(人工知能)などの台頭で、世界的に生産性が一気に高まってきた時代です。

実際に主要国(G7)の一人あたりのGDP推移をグラフにしてみました。

https://www.globalnote.jp/post-1339.html

GDPとは?・・・ざっくりいうと、その国の国民が生み出した「儲け」の合計です。

日本の一人当たりGDPがずっと横ばいなのに対し、他国は2000年代前半からグイっと伸びてきているのが分かります。

実際に、1993年を1とした時の、2018年の伸び率も見てみましょう。

シン・ニホン p71 より抜粋

他国が約2倍近く生産性を伸ばしている中、日本だけが1.1と四半世紀前からほぼ成長していません。

その他にもシン・ニホンでは、日本のヤバい現状がデータにより淡々と示されていきます。

実際に著者はアメリカの友人にからこんな事を言われたそうです。

日本は現在「G7で初めて引退(retire)した国になった」と言われはじめている

シン・ニホン p320より抜粋

日本の勝ち筋

日本ヤバいじゃん。終わったな・・・

ruru
ruru

大丈夫!ちゃんと現実的な勝ち筋も示されてるよ

シン・ニホンは具体的な勝ち筋もいくつか提案しています。

おおざっぱにいうと、勝ち筋の基本は「科学もっと投資しよう」と「時代遅れの教育を刷新しよう」です。

さすがにおおざっぱすぎるので、主要なモノをざっくりと3つだけ紹介しますね。

  • 義務教育の刷新
  • 社会保障給付費の内2%を科学の発展にまわす
  • 産官学連携の正しいエコシステムの構築

義務教育の刷新

現在の義務教育は子どもを機械マシンとして育てていると著者は言います。

機械?どういうこと?

例えば、小学生の頃の宿題を思い出してみてください。

こんなのがメインじゃなかったですか?

  • 計算ドリル
  • 漢字の書き取り

実はこれって、今や機械がやるのが当たり前のことですよね。

また、未だに日本では意味の分からないブラック校則や軍隊みたいに「気を付け!」「前ならえ!」などやっています。

これは、明らかに世界と戦える人材を育てているとはいえません。

そこで、次のように刷新しようというわけです。

  • 作業内容ではなく、意味・目的を教える
  • 読書や体験を通じて、そこから生まれる気持ちを育てる
  • 近代、現代の偉人を身近に感じれるように教える
  • 個性を潰すような仕組みを取り除く

ちょっと抽象的ですが、詳しく知りたい方は本書を読んでみてください。


考え方としては、未来を妄想する力を育もうということです。

妄想を的確に伝える道具としての国語、妄想を実現する道具としての理科、数学を教えようというわけです。

社会保障給付費の内2%を科学の発展にまわす

2%!?その程度でいいの?

いいんです。

詳しい計算はここには書きませんが、日本の大学の現状として、

  • 学費が高い
  • 教員の給料が少ない
  • 研究の予算が少ない

という科学の発展にとっては絶望的です。

一方、海外の主要国の大学では、

  • 学費、生活費まで大学奨学金(返済不要)でカバー
  • 教員の給料は日本の2倍
  • 科学技術予算は中国の場合、日本の3.7倍

社会保障給付費は主にお年寄り(シニア世代)に使われています。

この現状を日本を1つの家族で例えると、

  • おじいちゃん、おばあちゃん → 豪華な食事
  • お父さん、お母さん → わずかなお小遣いで懸命に働く
  • 子どもたち → ご飯なしのひもじい暮らし。

と表現されています。

この問題が社会保障給付費から2%だけ回してもらえるだけで解決可能ということです。

産官学連携の正しいエコシステムの構築

急に難しいな。産学連携?エコシステム?

産学連携は、研究開発を大学と民間企業で協力して行うといった意味です。

ここでいうエコシステムは、大学と民間企業と国の関係性という意味です。

実は、日本の大学は卒業生からの寄付金がとても少ないです。

ruru
ruru

まぁ、奨学金返済だけでも大変なのに寄付なんてしないわな。

一方で、海外の主要国の大学は多額の寄付金に支えれています。

これは、お世話になった大学に恩返ししようという気持ちだけでなく、寄付した分だけ免税になるという国の制度も関わっています。

また、海外の大学は資産運用にも積極的です。

  • 東京大学の運用成績 → 年率 +1.9%
  • ハーバード大学の運用成績 → 年率 +11.1%

っていう事は、よく「企業が大学にもっと金を出せ!」っていう日本でよく聞く議論は筋違いってこと?

ruru
ruru

そのとおり!

つまり、日本の大学も世界標準に合わせ、

  • 学費、生活費を大学が保証
  • 寄付した分は免税とする制度の作成
  • トッププロによる資産運用

の実現が産官学連携の正しいエコシステムの構築につながるということですね。

読んでみた感想

「シン・ニホン」の前半で日本のヤバさを理解しました。

しかし、本書は明るく未来の勝ち筋を示してくれます。

その勝ち筋をたどるために、一般人である私にできるのは、科学・教育分野に力を入れてくれる政治家に投票することだと思います

日本は戦後も、震災後も何度も立ち直ってきました。

今一度、日本が倒れていることを自覚し、既に到来しているAI×データの時代を学生世代の方を応援しながら生き抜きたいと思いました。

はい、真面目な感想はここまで!

っていうか、著者の安宅さんってアニメや映画が好きなの?

タイトルは「シン・ゴジラ」からだし、本文中に例え話として登場しただけでも

  • ドラえもん
  • 鉄腕アトム
  • 攻殻機動隊
  • 風の谷のナウシカ
  • ブレードランナー
  • バックトゥザフューチャー etc…

あとは唐突に「将来、マツコ・デラックスみたいになりたい若者」とかいう例えが出てきたりして、面白かったな。

文章も読みやすく、かなり頭が柔らかい人だとも感じました(超上から目線)。

それはともかく、読書が苦手でも日本のために多くの人に読んでほしいと思えた稀有な一冊であることは間違いない。


どうしても読むのがめんどーならオリラジ中田さんの動画だけでも見てくれ!

ということで、今日はここまで。

おわりっ

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